ロバのドンの安楽死を報告するホームページの記事(左)と、ホンドギツネのはっさくの死を知らせるXの投稿
動物園は人々に楽しさや夢を与えるだけではない。柵やおりの中にいる生き物たちは、ときに病にかかり、傷つき、いつか死ぬ。悲しいこともつらいことも隠さず発信し、理解してもらおう。そんな取り組みを、盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)が続けている。
転機は6年前の炎上騒ぎだった。人気者のカイウサギ15匹が死んだ。
しばらく前から、鼻水やくしゃみが出るパスツレラ感染症が群れの中で広がっていた。抗生剤を打ち、治まっては再発の繰り返し。根絶は難しく、ウサギにとっても苦痛であることから「安楽死」を選んだ。
従来の動物園の常識なら、あえて公表はしない。ただ、園の運営が公益財団法人から会社組織に替わり、新しい形の動物園をめざそうと、職員たちで話し合っていた時期だった。きちんとホームページで報告することにした。
SNSでは批判が殺到した。
「飼育員が死ねばいい」 思い知った命の考え方の違い
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