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冠水した道路では複数の車が立ち往生する中、水につかりながら歩く人たちの姿があった=2026年8月13日午後9時11分、千葉県市川市、柴田悠貴撮影

冠水した道路では複数の車が立ち往生する中、水につかりながら歩く人たちの姿があった=2026年8月13日午後9時11分、千葉県市川市、柴田悠貴撮影

 2026年夏は、日本各地で記録的な大雨が相次いだ。その背景に気候変動がどの程度影響したのか。国内外の研究結果が相次いで公表された。対象も手法も異なるが、いずれも「地球温暖化が大雨を強めている可能性」を示した。

8~9月上旬の千葉、福井、屋久島の豪雨、温暖化によって発生リスク高

 国内では26年8月上旬から9月上旬にかけて、前線や熱帯低気圧などの影響で、全国各地で大雨が相次いだ。さらに、9月21日に房総半島の南を進んだ台風25号により、千葉・神奈川を中心に記録的な大雨となり、土砂崩れや冠水が発生。9月28日までに14人の死者が確認された。

 このうち、警戒レベル5相当の防災気象情報が出された、千葉(8月13日)、石川・富山(8月27日)、福井(8月30日)、鹿児島県屋久島(9月5日)、東京都伊豆諸島北部(9月7日)、愛知・岐阜(9月8日)について、国内の研究者でつくる「極端気象アトリビューションセンター(WAC)」が速報分析した。

 佐藤友徳・北海道大教授らは、実際に起きた豪雨時の気圧配置と似たケースを大規模な気候シミュレーションから抽出し、「温暖化している世界」と「温暖化がない世界」を比較。「豪雨がどれだけ起きやすくなったか」を調べた。

 その結果、千葉、福井、屋久島の3事例では温暖化によって豪雨発生リスクが高まっていたことが分かった。

 例えば8月13日の関東地方で…

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