ニュートン別冊 感動する物理 増補改訂版
※本記事は,2026年4月刊行「ニュートン別冊 感動する物理 増補改訂版」を再編集したものです。内容は刊行当時の情報に基づきます。
アリは“地上300メートル”から落ちても死なない
アリは,机の上から落ちても死ぬことはありません。たとえば,体長5ミリメートルのアリが1メートルの高さから落ちることは,人間のスケールに直すと約300メートルの高さから落ちることに匹敵します。この高度から人間が落下すれば,着地したときのはげしい衝撃によって,確実に命を失ってしまいます。では,アリと人間ではいったい何がちがうのでしょうか?
その理由には,物体の“大きさ”そのものが深くかかわっているといいます。次ページでは,そのしくみをくわしく見ていきましょう。
監修名:福江純
大阪教育大学名誉教授
執筆名:中野太郎