ニュートン別冊 地球外生命体 発見へのカウントダウン
※本記事は,2026年4月刊行「Newton別冊 地球外生命体 発見へのカウントダウン」を再編集したものです。内容は刊行当時の情報に基づきます。
7つの項目から宇宙文明の数を見積もる
地球外知的生命探査(SETI)が世界ではじめて行われたのは1960年のことです。それから60年以上が経った現在でも,地球外知的生命からの信号がとらえられたという証拠はありません。宇宙には私たち人類以外に,知的生命はいないのでしょうか。
こうした一見つかみどころのない問いに,手がかりをあたえてくれる式があります。それは「ドレイクの方程式」です。この式は,私たちの住む天の川銀河の中に,電波で地球と通信が行える技術をもった文明(宇宙文明)がどれくらいあるかを算出するものです。世界ではじめてSETIに取り組んだことで知られるフランク・ドレイク博士が1961年に考案しました。
1961年,ドレイク博士が考案したこの式は,いったいどのようなものなのでしょうか。 次ページでは,7つの項目から宇宙文明の数を見積もる「方程式」の正体と,その中身を解説します。
監修名:田村元秀
東京大学大学院理学系研究科名誉教授
執筆名:ニュートン編集部